ミチヤです。
先日、群馬県にある秋鹿林道にて軽く死にかけました。
秋鹿林道にて、人生初のスタックも経験しました。
通りすがりのドライバーさんが来なければ、今頃まで泥かきしていたかもしれませんね。本当にありがたかったです。
今日のツーリング、おそらく5分ほど早く進行していたら、私はあの土砂崩れに巻き込まれていたかもしれません。
一寸先は闇ですね。— ミチヤ (@childs_mind719) August 21, 2019
本記事では、必死に泥かきをしながら頭をよぎったこと、無事に下山してから気づいたことなどを反省も込めてまとめようと思います。
林道ツーリングで起こったハプニング
今回、私が林道で遭遇したハプニングは以下の4つです。
- 倒木に遭遇
- 崖崩れ
- スタック
- 転倒
どれも一歩間違えば、走行不能になり歩いて下山しなければならない状況になってしまいます。
ただ、今回私は運が良く、全ての事柄において危機回避することができました。
- 倒木→たまたま向こう側からチェーンソーを持った人が来る
- 崖崩れ→何とか超えられた
- スタック→たまたま反対側から人が来る
- 転倒→無傷
秋鹿林道は割りとメジャーな林道だったのか、人通りがあって本当に助かりました。
ただ、走行難易度は高いと思います。かなりガレていました。
雨がしばらく続いたので、秋鹿大影林道は私が通った頃より更に酷い状態になっているでしょう。
秋鹿大影林道でググると色々な方のブログで林道の様子が見られますが、明らかに現状と違う気がします。
途中で会ったライダーの方もネットで見たよりも荒れていると言って引き返していました。 pic.twitter.com/sII4f2hb40— ミチヤ (@childs_mind719) August 23, 2019
倒木処理
向こう側から走ってきた方々が、目の前でこの倒木をチェーンソーで切断していました。
東京のナンバーのハイエースでこの道を通ってきたようで、完全に謎でした。
迷われた方々だったのか、林道処理専門の方々なのか。
ともあれ、私がここに到着するというタイミングで倒木を処理していただけたので、神がかったタイミングでした。
ただ、この先でスタックや転倒をしたので、引き返せていた方が良かったのかもしれません。
崖崩れでスタック
これは完全に私のミスでした。
この崖崩れに遭遇する前に車とすれ違ったので、間違いなく出来立ての崖崩れです。
このくらいなら渡れると思い、セロー250に乗ったまま進んだのですが、かなりのぬかるみがありスタックしてしまいました。
わかりにくいのですが、後輪が半分埋まりました。
さっさと横に倒して引きずり出せば良かったのですが、当時の私はその発想が浮かばず、たまたま反対側から来たドライバーさんに手伝ってもらわなければ、セロー250を引きずり出すことができませんでした。
少なくとも、バイクから一度降りて地面の状況を確認すべきでしたね。
完全に経験不足でした。
転倒
林道で転倒すること自体は初めてではありませんが、やはり転倒すると痛いです。
今回はスタックしたバイクを引きずり出すので体力を使ってしまい、バイクをコントロールする体力がなくなってしまいました。
その結果、2度ほど転倒です。
林道ツーリングをする方で、バイクウェアを着ない人はほとんどいないと思いますが、普段着で転倒したら間違いなくボロボロになりますね。
バイクウェアにプロテクターが内臓されている物が楽ですが、こうしたプロテクターは林道ツーリングには必須です。
林道ツーリングの心構え
上記では、秋鹿林道での失敗談を見ていただきました。
初めて経験するとなかなか衝撃的な経験ですが、林道ツーリングあるあるのような気もしています。
林道ツーリングは公道とは全く異なります。下記のような準備、心構えで臨みましょう。
- 相応しい格好で行く
- できれば3人以上で行く
- バイクの修理道具を持って行く
- 無理しない
特に複数人で行くことは大事ですね。例えば、3人だと1人が怪我人について、もう1人が助けを呼びに行く、という分担ができます。
私のようなソロツーリングメインだと、いざという時に全て自分の力で切り抜けなければいけません。
今回は本当に運が良かったです。
ちなみに、今回のツーリングの感想は「行方不明者ってこうやって生まれるんだな」でした。
林道ツーリングは楽しいですが命を懸ける必要はないので、近所でのんびり楽しむのが良いかもしれませんね。