ミチヤです。
先日、セロー250のエンジンオイルとオイルフィルターの交換をしたので、その方法を簡単にまとめたいと思います。
やはり、自分で整備すると愛着が増しますね。
それに各パーツの状態がよくわかるから、メンテナンスのタイミングも読みやすくなります。
エンジンオイルは手軽に挑戦できるので、やってみると良いですね。オイルを変えた後にエンジン音を聞くと、調子がよくなったのがわかるから満足度も高い。— ミチヤ (@childs_mind719) June 27, 2020
以前はエンジンオイルだけの交換でしたが、今回はオイルフィルターも交換しました。
お店に預ければ自分の時間を使わずに整備できますが、愛車を整備するのもバイクという趣味の楽しさのひとつではないでしょうか。
セロー250は簡単に作業できて、早ければ20分ほどで終わるかと思いますので、ぜひやってみてはいかがでしょうか。
セロー250のエンジンオイル交換
セロー250のエンジンオイルの交換はカウルを外したりする手間がかからないので、すぐにできるようになりますよ。
セロー250のエンジンオイル交換に必要なもの
- 六角レンチ
- メガネレンチ(14mm)
- エンジンオイル(粘度:10W-40)
- ドレンパッキン(M12)
- オイルジョッキ(任意)
エンジンオイルはヤマルーブのプレミアムシンセティックを選びました。YZF-R6にも同じオイルを使っています。やはり、ヤマルーブは安心感がありますね。
バイク用品店などで買うよりもアマゾンで買った方が安いのでおすすめです。
ただ、今(2020/7/6)だとWebikeから買った方がamazonより安かったですね。
YAMALUBE ヤマルーブ YAMAHA:ヤマハ/【ヤマハ純正】プレミアムシンセティック【10W-40】【4サイクルオイル】
廃油受けは何でもいいですが、セロー250のエンジンオイルは1.2リットル入るので、適したサイズのものを用意しましょう。(オイルフィルター交換時は1.3リットル)
今回、YZF-R6も同時にエンジンオイルの交換をしたので大きめな物を用意しましたが、そうでなくても容量に余裕があった方が捨てやすいかもしれません。この辺は好みですね。
ドレンパッキンは交換しなくても大丈夫なこともありますが、今回は丁寧に整備したかったので交換しました。通常であれば交換推奨です。
あとは正確に量を測るために、オイルジョッキも用意した方が良いですね。目分量でもできますが、やはり丁寧な整備をしたいなら必須道具だと思います。
YZF-R6ではメンテナンススタンドを使用しましたが、セロー250の場合はなくても全く問題ありません。あったらあったで便利ですが、オイル交換に関してはなくてOKです。
それでは、下記で手順を紹介します。
エンジンオイルを抜く
私の場合、セロー250にアンダーガードを装備しているので、まずはそこから外します。
アンダーガードを外すと、このようにドレンボルトがあるのがわかります。
軽く暖気をしたら、廃油処理箱を下に置いてからドレンボトルを外しましょう。
なかなか黒いですね。前回、エンジンオイル交換をしたのがオイル確認窓脱落事件の時ですから、2019年1月26日頃です。走行距離としては3000kmくらいだと思いますが、時間は経ってしまっていますね。
そういえば、その3000kmの間に林道でトラブルに遭ったので、泥の中でエンジンを回しまくったりしています。
去年はプライベートでバタバタしていたとはいえ、バイクにはそんなことは関係ないので、次回はもっと早く交換したいと思います。
しばらく放置してオイルが垂れてこなくなったら、ドレンパッキンを交換してドレンボルトも取り付けましょう。締め付けトルクは20N・mが指定の数値です。
オイルフィルターを交換しない場合、このままエンジンオイルを注ぎます。
エンジンオイルを入れる
オイルフィルターも交換する場合、エンジンオイルを注ぐ前にオイルフィルターを交換しておきましょう。オイルフィルターの交換は下記を参考にして下さい。
上記で記載したように、正確な整備のためにできれば容器を買いましょう。
今回エンジンオイル交換をして思いましたが、やはり1リットルの容器ではなく2リットルの容器の方が置いてオイルを注ぐ時に安定感があって良いと思います。
1リットルの容器はちょっと小さいので使い勝手は良いですが、エンジンオイルをジョッキに注ぐ時にちょっと慎重になります。この辺も実物を見て好みで選んでみて下さい。
オイルフィルターを交換したので、1.3リットルを入れてエンジンオイル交換は終了です。
セロー250のオイルフィルター交換
今回、エンジンオイル交換と一緒にオイルフィルターも交換しました。
セロー250のオイルフィルター交換に必要なもの
- オイルフィルター
- Oリング2種類(型番:93210-54175/型番:93210-07135)
- 六角レンチ
まずはフィルターですね。
YAMAHA ヤマハ ワイズギア/純正部品 オイルフィルター WR250R
上記が純正のオイルフィルターですが、私はナップスに売っていた社外品を選びました。特にこだわりがあったわけではなく、単に入手しやすかったからです。
このように、適合車種が表示されているので選ぶのは簡単です。
セロー250はメジャーな車種ですから、どのバイク用品店に行っても何かしら置いてあるのではないでしょうか。
ちょっと面倒なのがOリングです。セロー250の型式によって、小さい方のOリングが2つ必要な年式と1つで済む年式があるようです。
用品店に行けば、必要なOリングがまとめてあるファイルが置いてあると思うので、確認してみて下さい。ちなみに私のセロー250(2014年)は1つで済むようです。
オイルフィルターの付け替え
オイルフィルターの場所で迷うことはないですね。さくっと外します。
このようにオイルが垂れてくるので、廃油受けは下に置いたままにしておきましょう。小さいOリングが1つだけ使われているのもわかるかと思います。
それにしてもこの黒さはやばいですね。実は初交換でした。
新品と比較すると、より黒さが際立ちますね。皆さんはここまで放置してはいけませんよ。
大きい方のOリングをはめます。
新しいオイルフィルターもはめ込んだら、エンジンオイルを注いで終了です。(オイルフィルターはフタにつけてはめ込んだ方が多分簡単でした)
オイル交換の際はオイルが漏れて汚れるので、パーツクリーナーなどで綺麗にしましょう。
綺麗にしておかないと、オイル漏れを起こした時に気づきにくくなってしまいますから、結構大切です。
エンジンオイルの重要性
他の記事でも載せていますが、エンジンオイルの重要性がよくわかる動画はこちらです。
逆にここまで気にせずにいられるのも凄いかもしれませんが…
エンジンオイルを入れ替えるとシフトチェンジのフィーリングがよくなりますし、燃費が若干よくなることもあります。エンジン音も軽くなりますね。
皆さんも、愛車を大切にして下さい。