YZF-R6にピレリのディアブロ ロッソコルサを履かせました

YZF-R6

先日、YZF-R6がパンクしたので新しいタイヤを装備することになり、悩んだ末にピレリのロッソコルサに交換することになりました。

まだ皮むきも完全に終わっていませんが、標準タイヤだったDUNLOPのSPORTMAX D214と比較しながら簡単なインプレをしてみようと思います。

ピレリのタイヤは初めて履きますが、結構好みかもしれません。

サーキットで攻めながら走行したわけではないので詳細なインプレではありませんが、よろしければ参考にして下さい。

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YZF-R6のタイヤに関する話

まず、R6のタイヤスペックは下記の通りです。

  • フロント 120/70 ZR17
  • リア 180/55 ZR17

私の購入したYZF-R6にはDUNLOP SPORTMAX D214が装備されていましたが、ブリヂストンのBATTLAX HYPERSPORT S21を装備している車体もあるようです。

 

 

どちらかと言うとS21を期待していたので残念な気持ちはありましたが、次のタイヤで選べば良いかなという気持ちでSPORTMAXを履いていました。

DUNLOP SPORTMAX D214

さて、こちらが私のYZF-R6に標準装備されていたタイヤです。

 

 

DUNLOPのタイヤのインプレを見ると、素直なフィーリングという表現がされていることがよくありますが、それはこのタイヤにも当てはまります。

全く癖がなく、ストレートでのグリップもコーナーでのグリップも手ごたえは全く同じです。

サーキットでもっと突き詰めた走り方をすれば、もっと別の表情が見られたのかもしれませんが、公道ではそんな印象がありました。

とりあえずこれを履いていれば特別な不満は出ないけど特別な感動もない、THE無難というようなタイヤです。

ただ、それが悪いというわけではありません。

逆に言えば、タイヤのスペックに甘えないという言い方もできるので、より腕を磨きたいと思った時にこのタイヤは良い選択肢と言えそうです。

タイヤが余計な仕事をしないので、バイクの挙動や自分のスキルを理解するのに最適なタイヤと考えることもできますね。

そういう意味でも、標準でこのタイヤが装備されていたのは正解だったのかもしれません。

高速道路で釘さえ踏まなければ、サーキット走行での印象も書けたのですが、残念です。

ピレリ ディアブロ ロッソ コルサ

前述した通り、次のタイヤはS21にしようと思っていましたが、結局ロッソコルサを装備することになりました。

 

 

そんな私がこのタイヤを選んだ理由は3つあります。

  1. 価格
  2. ライフ
  3. スペック

まぁ、一言まとめるとコスパが良いってやつですね。

まず、せっかくYZF-R6という高スペックのバイクに乗っているんだから、あまりタイヤのスペックは落としたくないという前提がありました。

そこから候補となるタイヤを絞って、ナップスの店員さんと相談しながら決めました。

やはり、ピレリは人気も評判も高いようですね。

価格

総額4万5千円くらいでした。

最近ロッソコルサⅡという新モデルが出たこともあって、型落ちとなったロッソコルサがたまたまセールで売り出されていたんですよね。

また、ナップスでの工賃割引か何かのセール期間という本当に良いタイミングでの購入だったので、本来はもう少し高いはずです。

ロッソコルサⅡよりも1万5千円くらい安くなっていたような記憶があります。

ピレリ初心者だったので、いきなりⅡじゃなくても良いかなという気持ちでロッソコルサを買うことにしました。

ライフ

店員さんと話していると、S21などよりもライフが持つというお客さんの声が結構あるということを聞きました。

主にツーリング、時々サーキットでも、8000キロくらいは行くような話だった気がしますが、ちょっとうろ覚えです。

確かにSPORTMAXは公道しか入っていないわりにタイヤカスが結構出ていた気がします。

この辺はこれから走っていけばわかるでしょう。

今のところ、タイヤの表面を見る限りではそこそこ持ちそうな感じです。

スペック

タイヤの技術的な話を突き詰めていくと、とても難しいですし長くなるので、公道を走って感じたSPORTMAXとの違いについてお話していきます。

まずストレートでの印象ですが、ロッソコルサの方が静かな印象があります。

SPORTMAXの方が固いというか、路面の細かい段差などから発生する振動を全て伝えてくる感じですね。

一方のロッソコルサはというと、路面に張り付いているような感覚で前に進んでいきます。

極端な表現をすると、スライムが前に進んでいくような感じ?

タイヤを路面に塗っているような感覚と言った方が、ライダーの方には伝わりやすいでしょうか。

固いタイヤに慣れていると、ちょっとふわふわした印象になるのかもしれません。

また、タイヤ側面の性質は中央部分と違うことがよくわかります。

エッジに近い部分と使うと、タイヤのトラクションがはっきりと伝わってきますね。

ストレートでは好みが分かれるかもしれませんが、エッジ部分の性能はロッソコルサの方が上だとはっきりと感じます。

バイクをバンクさせている時でも、まるでストレートのような安定感があり、コーナリングで全く不安を感じません。

エッジ部分でこれだけのフィードバックがあれば、コーナーでは自由自在でしょう。

こういう感覚は初めてだったので、思わず声が出てしまいましたね。ちょっと感動しました。

新品タイヤだからかもしれませんが、ステアリングや切り返しでの挙動も軽くなり、本当にひらひら曲がれるようになりました。

私はコーナリングを楽しむためにYZF-R6を買ったと言っても過言ではないので、ロッソコルサはどんぴしゃの選択だったかもしれません。

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タイヤ選びも面白い

バイクはタイヤの選択で大きく乗り味が変わるので、とても面白いですね。

次は同じピレリのロッソコルサⅡを試してみてもいいし、一度ピレリをやめてブリヂストンのS21を試してみても良いなぁ。

カスタム同様、悩んでいる時が一番楽しいですね。

それでは良いバイクライフを。