ツインリンクもてぎを体験走行できるお得なチケットのご紹介

バイク

所有するバイクにの種類に関わらず、サーキット走行に興味のある方は多いのではないかと思います。

かくいう私も、最近サーキット走行に向けて少しずつ準備をしています。

バイクを購入する前から、サーキット走行には興味があったんですね。

MotoGPを観戦しているのも大きな理由のひとつですが、純粋にライディングの上達を目指すならやっぱりサーキットかなと、なんとなく意識していました。

公道でサーキットのような走行をするわけにはいきませんからね。

YZF-R6という魅力的なスーパースポーツバイクを買ったのも、スポーツ走行を楽しめるバイクだと思ったからです。

一言でサーキットと言っても、ポケバイで走るような所からF1で走るようなところまで、本当に様々なコースがありますが・・・

この記事をご覧の方が気になっているのは、もちろんツインリンクもてぎですよね。

毎年10月にMotoGPが開催される国際サーキットです。

私にとっても、一度は走ってみたいサーキットでした。

バイク雑誌などを見ていると、年に数回は壮行会が行われていて、ライセンスがなくても走る機会はあるようです。

ですが、走行会ではサーキット走行の装備が必要なことがほとんどなんですよね。

ツナギ、レーシンググローブ、レーシングブーツ・・・どれもまだ私の手元にないものです。

しかももてぎは自宅から離れたところにあり、トランポがないとちょっと無理かな、と諦めていました。

そんな時に、こんなチケットがあることを知りました。

GPコースエクスペリエンスチケット!

カタカナでわかりにくいかもしれませんが、要は体験走行券ですね。

このチケットでツインリンクもてぎを走れることができます。

しかも、サーキット走行だけではなく、同日開催されているトライアル世界選手権も観戦できるという、とてもお得なチケットです。

そんなお得なチケットと、トライアル選手権の様子を紹介したいと思います。

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GPコースエクスペリエンスチケットの内容

まず、このGPコースエクスペリエンスチケット絡みのチケットには3種類あります。

①:GPコースエクスペリエンス走行券アフタヌーンチケット大人(高校生以上)付き/2500円

②:GPコースエクスペリエンス走行券/2000円

③:アフタヌーンチケット大人(高校生以上)のみ/1500円

GPコースエクスペリエンスチケットは、コース走行を2周×2回できるチケットです。

あまりいないと思いますが、49cc以下のバイクと公道走行不可のバイクでは走行できないので注意して下さい。

アフタヌーンチケットというのは、13時からトライアルが観戦できるチケットです。

①が走行と観戦のセット券になってて、私が前述したチケットというのは①になります。

②と③はそれぞれのばら売り券ですが、この中で圧倒的におすすめなのが①のチケットです。

そもそも金額的にお得ですし、せっかくもてぎまで来て、走るだけ、見るだけではもったいない。

朝からトライアル観戦がっつりするという人以外には、この券は本当にお得なチケットになっています。

走行と観戦、両方楽しむ時間もちゃんとあるので、片方にしか興味のない人も一度は買っていただきたいですね。

ツインリンクもてぎ公式サイトを見れば、入手方法もすぐにわかるので大丈夫です。

ローソンやセブンイレブンなどのコンビニでも買えますから、とても簡単ですよ。

以下で、双方のもう少し詳しい話をしていこうと思います。

GPコースエクスペリエンスについて

GPコースエクスペリエンスでは、先導車両付きでもてぎのコースを2周することが2回できます。

合計で4周ですね。

面白いのが、タンデムOKなところです。

実際、ご夫婦で走られる方やお子さんを後ろに乗せて走られる方、結構いらっしゃいました。

そのくらい気軽に走れるので、皆さんもツーリングに行くくらいの気持ちでお越しになると良いでしょう。

受付

まずは受付を済ませましょう。

GPコースエクスペリエンスのタイムテーブル

写真の横に見えている受付でGPコースエクスペリエンスチケットを見せて、走行に関する規約の説明やそれに関する同意書なんかにサインしたりします。

一応サーキット走行ですからね。

ちなみに、この受付には北口からバイクで第2パドックまで行く必要があるので注意して下さい。

北口から入ってしまえば、あとは誘導員の方がいるので大丈夫です。

初めての方は「こんなところまで入っていいの?」と不安になるかもしれませんが、気にせず進みましょう。

受付での説明が終わった後、希望の走行枠を2つ選ぶことになるので、列に並んでいるうちに決めておきましょう。

写真の通り、30分ごとに走行枠があります。

受付で2つの走行枠を選んだという印に、シールを2枚もらいます。

GPコースエクスペリエンスのシール

ちょっと見づらいですが、この写真ではシールが3枚貼ってありますね。

3枚目のシールは、走行時における注意説明を受けた人がもらえるシールです。

場所は案内が出ているのですぐにわかりますし、係の方が声をかけているので、それに従って行動しましょう。

ブリーフィング

GPコースエクスペリエンス会場案内

 

ブリーフィングでは、蛇行運転はダメとか、わざと車間距離を開けたり詰めたりしてはいけないよ、というような説明を受けます。

大体10分くらいだったと思います。

大丈夫だと思いますが、走行時間に余裕を見て早めに受けておいた方が良いです。

GPコースエクスペリエンスの研修

ちなみにこの日のブリーフィング、週刊バイクTVでおなじみの岸田彩美さんが担当されていました。

びっくりですね。

そんな感じで説明を受けた後、退出時にシールがもらえるので、これでサーキット走行への準備は完了です。

サーキット走行

シールを3枚集めたら、いよいよサーキット走行になります。

GPコースエクスペリエンス列形成

希望した走行枠の15分前からパドック前で列形成が始まりますので、時間に余裕を見て並んでおきましょう。

一番最初に並べば100%先頭を走ることができますが、それ以外は誘導員さんの誘導次第なので、並ぶ順番は走行にあまり関係ありません。

走行が始まる前であればちゃんと誘導してもらえるので、慌てずに係の人の誘導に従いましょう。

GPコースエクスペリエンス待機時

あとは時間を待つだけですね。とても簡単でした。

コースを実際に走ってみると、路面のグリップがとても良くて、アクセルを開けるとどんどん前に進みます。

やっぱり専用のアスファルトは凄いですね。公道とは全く違います。

そしてコースの幅がとても広い!

でも、去年マルケス選手とドヴィ選手がラストラップで抜きあった90度コーナーとヴィクトリーコーナーは結構狭かったです。

あんなところでパッシングとか、やはりGPライダーはぶっ飛んでいますよ・・・

そんなことがわかるのも、実際に走ってみたからこそですね。

本格的な走行でなくても、クローズドコースで走ることには意味があると思いました。

アフタヌーンチケット/FIMトライアル世界選手権について

アフタヌーンチケットを買えば、13時からトライアルが観戦できます。

トライアルというのは、普段なかなか見る機会がありませんね。

モーターサイクルショーでは、お昼頃にパフォーマンスをしてくれたりしていますが、あれはあくまでパフォーマンスなので、雰囲気や内容が違います。

以前の記事でその様子を紹介しているので、良ければ見て下さい。

さて、それではこのもてぎではどういうトライアルが見られるのでしょうか。

FIMトライアル世界選手権の様子1

これはビッグサイトで見るのとは本当に別次元ですよ。

ちょっとウィリーするのとはわけが違いますね。

モーターサイクルショーで実演をして下さっていた小川選手や黒山選手も参戦されていましたが、表情が全く違いました。

もてぎにはこういったトライアルコースがいくつかあって、各セクションを移動しながら観戦することになります。

ちょっとした散歩になりますね。

この日は暑かったので少し大変でしたが、良い運動になりました。

FIMトライアル世界選手権の様子2

それにしても本当に凄い。

MotoGPは高速の極限走行を見ることができますが、こうして間近でテクニカルな技術を見るのととても面白いです。

興味をもたれたら、ぜひ観戦していただきたいですね。

私もまた来年も行こうと思っています。

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余談

ちなみにお昼はこんなところで食事をしました。

グランツーリスモカフェのメニュー

パドック内にあるグランツーリスモカフェです。

店内や外観の写真を撮り忘れました・・・

MotoGPの時はパドック券がないと入れなさそうので、せっかくの機会ということで利用することに。

カツカレー

こういった施設での食事って、結構当たり外れが大きかったりすることがありますが、普通においしかったです。

さすがもてぎ。

しっかり食べて、午後の活力になりました。

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最後に

ここでひとつお知らせがあります。

実はもてぎの体験走行は随時やっているみたいです。

もてぎ公式HPを見ていたらこんなページを見つけました。

知りませんでした・・・

でも、こちらのチケットの方が700円高く、当たり前ですがトライアルの観戦もできません。

トライアル世界選手権は年に一度しか見られませんからね。

ただサーキットを体験するのではなく、お祭りのように楽しみたいなら、GPコースエクスペリエンスチケットが本当におすすめ、というお話でした。

最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。