クロスカブ110は遠出もできますが、やはりその手軽さから普段の足として利用される方も多いと思います。
そういうわけで、この記事では普段使いにちょうどいいリアボックスの紹介をします。
積載も考え出すと奥が深いので、なかなか難しいですよね。
積載を見れば、その人がどういうツーリングをしたいのかがわかる気がします。
また、クロスカブ110に元からついているキャリアの拡張をしましたので、積載を強化したいという方の参考にもなればと思います。
リアボックス選び
我が家にあるクロスカブ110に取り付けたボックスはこちらになります。
このリアボックスを選んだ理由は以下の2つです。
- ほど良いサイズ感
- 背パッド付き
以下で見ていきます。
ほど良いサイズ感
カブの積載と言えば、いわゆるホムセン箱を連想される方もいるかもしれません。
私がセロー250やYZF-R6で宿泊を伴うツーリングに行く時には、下のリンクにある通称アイリス箱を使っています。
これにも一応鍵がかけられるので、ちょっとした防犯にもなりますし、サイズもちょうどいいので重宝しています。
ただ、鍵がかかっていても成人男性ならこじ開けられる程度の強度しかないので、完全な防犯にはなりません。
この箱には鍵がかかっていますよ、というアピール程度と考えておくと良いですね。ないよりは良いと思います。
アイリス箱はとても重宝しているのですが、普段使いの多いクロスカブ110につけっぱなしにしておくには少し大きいです。
一方、このボックスは手軽に使えるサイズで鍵も付いているので、クロスカブ110に最適です。
広さはこのくらいです。写真の通り、ツーリングマップルがすっぽり入る広さがあります。
カタログ上の容量は17Lです。これだけあればちょっとした買い物にも対応できますね。
このように、それなりの深さもあります。
それでいてボックスをつけっぱなしでも邪魔に感じないという、個人的にはベストサイズだと思っています。
背パッド付き
実はこのパッドの良さはつけてからわかったのですが、パッドがあることで意外と楽ができます。
背もたれというには小さいですが、腰を支える程度のサイズはあるので、例えばちょっと加速する時などに予め腰を当てておけばお尻がずれません。
また、巡航中に力を抜きたい時などにも、このパッドに腰をあてておくだけで少し楽ができますね。
ツーリングで疲れないというのは、とても大事なことです。普段使いでも同じかなと思います。
特にクロスカブ110のような気軽なバイクなら尚更でしょう。
疲れると集中力が落ちて事故に繋がりますし、そもそも疲れていると楽しめません。
あまりもたれすぎるのはよくありませんが、走行中のちょっとした休憩くらいにはなるので、意外と便利でした。
キャリア拡張
普段使いにはボックスで十分なのですが、今後キャンプツーリングしてみようかなと思っているので、積載力を向上させてみました。
言葉にすると、ただアルミ板を削って穴をあけて固定しただけ、というものですが、それなりの物ができました。
後ろにキャリアを延長しただけなので、特に邪魔になるようなこともありません。
何を積みたいかによっても作り方が変わると思いますが、このくらいあれば不便はないでしょう。
使用したのはこちらのアルミ板です。
こちらのアルミ板は良い仕上がりをしていたのでおすすめです。
さて、まず加工するために型を決めます。
写真のような透明なビニール板に型を映します。
黒い点は穴を開けてサドルを固定する場所のマークです。
このビニール板をアルミ板にテープでも何でも良いので固定し、穴を開けていきます。
角も落として、ぶつかっても痛くないようにしておきます。
あとは見た目が少し柔らかくなりますね。
今度はボックスに合わせてアルミを削って、余計な隙間ができないようにしました。
端には滑り止め代わりにアルミ材を取り付けます。
あまり大きな物はつけられませんが、そこは荷物の積み方や紐の締め方でカバーできる範囲でしょう。
キャリアとの統一感を出すために紙やすりでサイディングしてから塗装も行いました。
なんだかんだ言っても、見た目はとても大事ですね。
あとはサドルやフックをつけて、キャリアに固定するだけです。
これでそこそこの積載が可能になりました。
裏面にもフックがあるので、紐をひっかける場所には困りません。
サドルは13Aの物を使用して、キャリアとの間に3㎜の硬質ゴムを挟んでいます。
キャリアの径が16なので、この組み合わせが良い感じに納まります。
ビスは4Mで、使用した部品はどれもホームセンターで購入できる物です。
フックなどは自分の目的に合わせて大きさなどを選べばOKです。
クロスカブ110の面白さ
クロスカブ110、シンプルだからこそカスタムする甲斐がある。乗って楽しいいじって楽しい、本当に遊び心のあるバイクですね。#バイク #クロスカブ110
— ミチヤ (@childs_mind719) July 1, 2018
やはり、クロスカブ110はカスタムの自由度が高いバイクです。
おかげで、とてもいじり甲斐があって楽しいですね。
こうしてキャリアをカスタムすることで、クロスカブ110でできることの幅が広がりました。
皆さんも楽しいバイクをライフを。